リノベーションの「ワンストップサービス」ってどんなもの?
特徴やメリット・デメリットを理解したい。
おすすめのサービスも気になる・・・!
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
本記事の信頼性
こんな人におすすめの記事です
- これから物件を購入してリノベーションをしたい
- リノベーションに関わる手間を減らしたい
- コストを抑えてリノベーションしたい
- おすすめのワンストップサービスを知りたい
当ブログではリノベーションをおすすめしています!
リノベーションがおすすめな理由
- 中古物件から選べるため、選択肢が多い(物件探しからスタートする場合)
- 新築するよりも経済的メリットを得やすい
- ライフスタイルに合わせて変更ができる
詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>【基礎知識】リノベーションを知れば家づくりの選択肢が広がる【魅力と需要が高まる背景を解説】
-
参考【基礎知識】リノベーションを知れば家づくりの選択肢が広がる【魅力と需要が高まる背景を解説】
ということで、ここからはリノベーションサービスの1つ、ワンストップサービスについて見ていきましょう。
さっそくですが、結論は次のとおりです。
ワンストップサービスとは
物件探しからリノベーションの設計・施工、完成後のアフターサービスまで一貫して行うサービスのこと
この記事ではワンストップサービスの概要、メリット・デメリット、サービスの選び方について解説します。
おすすめワンストップリサービスについても触れるので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
ワンストップサービスとは:物件探しから完成後のサポートまで一気通貫で対応しているサービス
ワンストップサービスとは、物件探しからリノベーションの設計・施工、完成後のアフターサービスまで一貫して行うサービスのことです。
ワンストップサービスを使う場合、使わない場合の違いは、次の画像のようなイメージですね。
ワンストップサービスを使わない場合は、
- 資金計画(住宅ローンの相談):銀行に相談
- 物件探し:不動産会社に相談
- リノベーションの設計:設計事務所に相談
- リノベーションの工事:工務店に相談
このように、各専門業者に自分で相談・依頼しなければなりません。
その一方で、窓口1つで完結するのがワンストップサービスの特徴です。
リノベーションの大まかな流れ
ワンストップサービスの大まかな流れは次のとおりです。
リノベーションの流れ
- 資金計画(予算設定)
- 中古物件探し
- 物件購入
- リノベーションの設計・工事
- 物件の引き渡し、完成後のアフターサービス
資金計画(予算設定)
物件探しから行う場合、費用は大きく2つに分かれます。
- 中古物件の購入費用
- リノベーションの設計・工事費用
物件購入とリノベーション、それぞれにいくらの費用をかけるのかを検討します。
ワンストップサービスのメリットで後述しますが、ワンストップサービスを提供するリノベーション会社では住宅ローン(一体型)を扱っている場合がほとんどです。
住宅ローン(一体型)は物件費用とリノベーション費用をまとめた総額に対して使えるので、金利の高いリフォームローンを単独で使うよりもお得になります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>【資金準備】リノベーションで使えるローンについて解説【リフォームローンと住宅ローン】
-
参考【解説】リノベーションで使えるローンは3つある【リフォームローンと住宅ローンと住宅ローン(一体型)】
中古物件探し
予算が決まったら、物件を探しましょう。
物件選びでリノベーションの自由度が変わると言っても過言ではありません。つまり物件探しはとても大事な局面です。
また、エリアごとに対応しているリノベーション会社は違います。
あなたの希望するエリアでサービスを展開している会社をチェックしてみましょう。
対応エリアがリノベーション会社によって違うので、各社の色が出る部分でもありますね!
各社サービスの対応エリアの違いについては、こちらの記事で比較・解説しています。
>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
-
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
物件購入
リノベーションの設計・工事
物件が決まったら、実際にプランづくり、工事に入ります。
物件の引き渡し、完成後のアフターサービス
実際に住み始めましょう!
完成後の定期点検など各社それぞれのアフターサービスを提供しています。
ちなみに、実際に住み始めて、家のインテリアデザインを考えている人は、以下の記事も参考にしてみてください。
ワンストップサービスには2種類ある
ワンストップサービスには大きく次の2種類があります。
ワンストップサービスの種類2つ
- パーシャルワンストップサービス
- オールワンストップサービス
パーシャルワンストップ
リノベーション会社が窓口になっているタイプのサービスです。
このタイプは、物件探しや設計・工事を実際に行うのは提携している外部の会社になります。
どの部分を委託しているかはリノベーション会社によって違います。
- 物件探しに強みのある会社は、設計・工事を委託
- 設計・工事に強みのある会社は、物件探しを委託
というように、
ざっくり、不動産会社の色が強いか、設計・工事会社の色が強いか、ですね。
ワンストップサービスのデメリットで後述しますが、
窓口になるリノベーション会社は1社だとしても、実質依頼する会社は増えるため、オールワンストップよりも費用がかさむ可能性があります。
オールワンストップ
その名の通り、自社ですべて行うタイプのサービスです。
シンプルに全部できます。
つまり、「リノベーション会社=不動産会社+設計事務所+工務店」という感じです。
不動産部門、設計部門、工事部門、
自社でそれぞれの部門を持っているということです!
1社で完結するので、責任の所在がハッキリしているのが特徴ですね。
ワンストップサービスのメリット4つ
ワンストップサービスのメリットは次の4つです。
ワンストップサービスのメリット4つ
- 窓口が1つで完結するので手間が省ける
- 専門家の目線で物件をチェックしてもらえる
- 物件取得から設計・工事まで、総額の予算を管理しやすい
- 住宅ローン(一体型)が利用できる
順番に解説します。
窓口が1つで完結するので手間が省ける
冒頭の特徴でも記載しましたが、要する時間や手間の観点からも窓口が1つで完結するのは大きなメリットです。
- 忙しくて時間を取れない人
- 多方面とのやりとりを手間だと感じる人
このような方にワンストップサービスははおすすめできます。
>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
-
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
専門家の目線で物件をチェックしてもらえる
ワンストップサービスを提供する会社は、リノベーションを前提にした物件探しをします。
この点が通常の不動産会社と違います。
なぜなら、リノベーションをするための物件探しは、通常の不動産仲介の知識だけでは足りないからです。
たとえば、リノベーションを検討する場合、次のような観点で物件を見る必要があります。
- 既存の壁を壊してもよいかどうか
- 使える材料に制限はないかどうか
- 水廻りの位置を変更できるつくりかどうか etc…
以上のように、「できること」「できないこと」を見据えた、設計・工事の視点が必要になってきます。
物件探しの段階から設計・工事の専門家が関与してくれるのは、ワンストップサービスのメリットといえますね。
「できること」「できないこと」については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
>>【超重要】リノベーションで「できること」「できないこと」【戸建てとマンションで違います】
-
参考【超重要】リノベーションで「できること」「できないこと」【戸建てとマンションで違います】
物件取得から設計・工事まで、総額の予算を管理しやすい
ワンストップサービスであれば、物件にかかる費用、リノベーションにかかる費用、その他の諸費用を一元管理できます。
たとえば、ワンストップサービスを使わない場合、次のような費用をすべて管理しなければなりません。
- 不動産会社に対する仲介手数料
- 設計事務所へ支払う設計料
- 工務店に支払う工事費用 etc…
各社への依頼費用を管理するのは結構な手間がかかります。
予算管理をしやすくしたい人はワンストップサービスを検討してみましょう。
住宅ローン(一体型)が利用できる
ワンストップサービスを提供するリノベーション会社では、住宅ローン(一体型)を扱っている場合がほとんどです。
住宅ローン(一体型)とは
物件取得とリノベーション(またはリフォーム)を同時に行う場合に使える住宅ローンのこと。
※利用の条件は物件取得が伴うこと。それ以外は通常の住宅ローンと同じ条件(審査など)
基本的に、リノベーションを行う場合はリフォームローンを使わないといけません。
しかし、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高いことがデメリットです。
その一方で、住宅ローン(一体型)は物件費用とリノベーション費用をまとめた総額に対して使うことができます。
金利の差分、負担する費用が
「住宅ローン(一体型)」<「住宅ローン+リフォームローン」
ということです。
金利差の分、お得になる!
詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>【資金準備】リノベーションで使えるローンについて解説【リフォームローンと住宅ローン】
-
参考【解説】リノベーションで使えるローンは3つある【リフォームローンと住宅ローンと住宅ローン(一体型)】
ワンストップサービスのデメリット3つ
ワンストップサービスのデメリットは次の3つです。
ワンストップサービスのデメリット3つ
- 物件の選択肢はリノベーション会社の調達力次第になる
- パーシャルの場合、コストがかさむ可能性がある
- 途中でリノベーション会社を変えにくい
順番に解説します。
物件の選択肢はリノベーション会社の調達力次第になる
ワンストップサービスでは、物件探しから請け負ってくれるのはメリットですが、
- リノベーション向きの物件を探せるか
- 希望の地域の物件を探せるか
このあたりはリノベーション会社の調達力次第になります。
リノベーション会社を選ぶときは次の点に着目してみましょう。
- 提携している不動産会社のネットワークがどの程度あるのか
- どのエリアに特化しているか
一例を挙げます。
たとえば、リノベーション会社のグローバルベイスは、マイリノ、リノコレといったリノベーションサービスを展開しています。
関東・関西の都心エリアのマンション調達に長けているのが特徴ですが、その他の地域についてはサービスを展開していません。
異業種とコラボしたリノベーションなど、おもしろいサービスを展開している魅力的な会社ですが、関東・関西エリアの方に限定されてしまいます。
このように、
「どのエリアに強いのか(物件の調達力があるのか)」というのは、リノベーション会社を選ぶ上で非常に大切な要素になってきます。
>>【異業種コラボ】マイリノは都心マンション向けのオーダーメイドリノベーション【メリット・デメリットも解説】
-
参考【異業種コラボ】マイリノは都心マンション向けのオーダーメイドリノベーション【メリット・デメリットも解説】
>>【都心で暮らしたい人向き】リノコレはリノベーションマンションの販売サービス【メリット・デメリットも解説】
-
参考【都心で暮らしたい人向き】リノコレはリノベーションマンションの販売サービス【メリット・デメリットも解説】
パーシャルの場合、コストがかさむ可能性がある
パーシャルの場合、窓口になるリノベーション会社は1社ですが、実際に物件を探したり、設計・工事したりするのは、窓口になる会社が提携している専門業者になります。
各会社の提携の内容次第なので一概には言えませんが、
専門業者それぞれに経費が乗っかるので、最終的にリノベーションの費用に跳ね返ってきやすい側面があります。
仕組み的にコストが高くなりやすいということですね。
しかし、実際には見積もりを依頼してみないと分かりません。。。
リノベーションを依頼する立場としては、複数の会社に相見積もりを取ってコスト管理をしましょう。
途中でリノベーション会社を変えにくい
ワンストップサービスは最初から最後まで一貫して依頼できる反面、途中でリノベーション会社を変更しにくい側面もあります。
たとえば、
- 担当者との相性がよくない
- 他社のリノベーションのほうが魅力的に見えてきた
こういったときに、動きにくいのはデメリットと言えます。
リノベーション会社によっては、設計・工事を請け負うことを条件に物件探しをするという会社もあります。
ワンストップサービスの利用を検討しているのであれば、最初の段階で依頼する会社についてよく調べてみましょう。
依頼する前に、資料請求やセミナーへの参加などで、各リノベーション会社の雰囲気を掴んでおくこともおすすめです。
おすすめのリノベーションサービスはこちらの記事で解説しています。
>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
-
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
比較表で各サービスの特徴を整理しているので、参考にしてみてください!
ワンストップサービスの選び方
ワンストップサービスを選ぶときは次の4つに着目してみましょう。
ワンストップサービスの選び方4つ
- パーシャルワンストップかオールワンストップか
- 定額制リノベーションか自由設計リノベーションか
- 希望の地域がサービスの対応エリアかどうか
- 最後は「人(担当者)」との相性を基準にしよう
順番に解説します。
パーシャルワンストップか、オールワンストップか
デメリットで述べたように、パーシャルとワンストップでリノベーション費用に差が出る可能性はあります。
しかし、実際には見積もりを取ってみないと分かりません。
違いがあることを頭の片隅に置いて、複数のサービスを比較してみましょう。
定額制リノベーションか、自由設計リノベーションか
リノベーションサービスには、定額制と自由設計があります。
定額制と自由設計
- 定額制リノベーション:面積でリノベーションの基本価格が決まるタイプ
- 自由設計リノベーション:リノベーションの内容次第で費用が変わるタイプ
ざっくり次のような違いです。
- 定額制はコストを優先して決める
- 自由設計はやりたいことを優先して決める
- 定額制リノベーション
定額制は予算管理をしやすい反面、定額の範囲内でどこまでリノベーションできるのかを確認する必要があります。
- 自由設計リノベーション
自由設計は自由にリノベーションできる反面、予算オーバーにならないように注意が必要です。
どちらのサービスが合っているのかを考えて選びましょう!
希望の地域がサービスの対応エリアかどうか
リノベーションサービスは都心向けが多いのが現状です。
あなたの希望する地域がサービスの対応エリアに該当するかを必ずチェックしましょう。
各サービスの対応エリアについて、こちらの記事でも解説しています。
>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
-
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
都市圏以外の方は、一括見積もりサービスとあわせて利用するのがおすすめです。
ホームプロは、利用者数No.1のリフォーム会社紹介サイトで、複数の会社を紹介してもらえます。全国でリノベーションに対応している会社も探せますよ!
ホームプロは、匿名で利用できるのも魅力です!
最後は「人(担当者)」との相性を基準にしよう
依頼する会社も大事ですが、最後は依頼先の担当者との相性が大事です。
サービスの内容は情報収集すれば分かりますが、担当者との相性は会って話してみないと分かりません。
利用したいサービスに目星がついたら、実際に相談してみることをおすすめします。
ちなみに余談ですが、リノベーションを題材にしたドラマ「魔法のリノベ」を見たので感想を書きました。
こちらのドラマ、「いいリノベーションをするには、担当者が大事」ということを学べる内容になっています。
気軽にリノベーションを知りたいと考えている人はぜひ見てみてください。
あなたのリノベーションを任せたいと思える担当者を見つけてくださいね!
リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
ここからは、リノベーションのワンストップサービスおすすめ5つを簡単に紹介します。
項目 | |||||
サービス名 | リノベ不動産 | リノベる。 | マイリノ | ひかリノベ | ゼロリノベ |
運営会社 | ㈱WAKUWAKU | リノベる㈱ | 大阪ガスマーケティング㈱とグローバルベイス㈱の共同事業 | ㈱ネクサス・アールハウジング | ㈱ groove agent |
サービスの種類 | ワンストップ | ワンストップ | ワンストップ | ワンストップ | ワンストップ |
リノベのタイプ | 自由設計 / 定額制 | 自由設計 | 自由設計 | 自由設計 | 定額制 |
特徴 | オールラウンド | オールラウンド | 異業種とコラボ | スケルトンフルリノベ | 自由な間取り |
対応エリア(地域) | 日本全国 | 日本全国 | 関東一都三県 関西二府二県 ※2 | 関東一都三県 ※1 | 関東一都三県 関西・中部の一部地域 ※3 |
戸建てをリノベ | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
マンションをリノベ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
\詳細はコチラ/ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
「5つも選択肢があると選べない」という方は、
ひとまずリノベ不動産をチェックしてみましょう!
リノベ不動産
各サービスの詳細は以下の記事で解説しているので、こちらもチェックしてみてください!
>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
-
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
まとめ:ワンストップサービスを上手に使ってリノベーションをしよう!
リノベーションのワンストップサービスについて解説しました。
リノベーションのワンストップサービスは、上手に使えばとても有効な手段です。
ぜひ、あなたにあったサービスを見つけて、あなただけのリノベーションに活かしてくださいね!
- リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
項目 | |||||
サービス名 | リノベ不動産 | リノベる。 | マイリノ | ひかリノベ | ゼロリノベ |
運営会社 | ㈱WAKUWAKU | リノベる㈱ | 大阪ガスマーケティング㈱とグローバルベイス㈱の共同事業 | ㈱ネクサス・アールハウジング | ㈱ groove agent |
サービスの種類 | ワンストップ | ワンストップ | ワンストップ | ワンストップ | ワンストップ |
リノベのタイプ | 自由設計 / 定額制 | 自由設計 | 自由設計 | 自由設計 | 定額制 |
特徴 | オールラウンド | オールラウンド | 異業種とコラボ | スケルトンフルリノベ | 自由な間取り |
対応エリア(地域) | 日本全国 | 日本全国 | 関東一都三県 関西二府二県 ※2 | 関東一都三県 ※1 | 関東一都三県 関西・中部の一部地域 ※3 |
戸建てをリノベ | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
マンションをリノベ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
\詳細はコチラ/ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |