リノベのお金

【コストダウンは工夫次第】リノベーションで費用を抑える方法を解説!

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リノベーションの費用を抑える方法を解説する熊
お悩みくん

これからリノベーションをしたい!
相場を知ってコストをできるだけ抑えたいな...

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

本記事の信頼性

くらの専門性・権威性・信頼性

こんな人におすすめの記事です

  • これからリノベーションをしたい
  • ローンの利用を検討している
  • リノベーションで使える補助金・優遇税制を知りたい
  • リノベーションを依頼する会社をこれから探す

当ブログではリノベーションをおすすめしています!

くら

リノベーションがおすすめな理由

  • 中古物件から選べるため、選択肢が多い(物件探しからスタートする場合)
  • 新築するよりも経済的メリットを得やすい
  • ライフスタイルに合わせて変更ができる

詳しくはこちらの記事で解説しています。

>>【基礎知識】リノベーションを知れば家づくりの選択肢が広がる【魅力と需要が高まる背景を解説】

リノベーションとは何かを解説
参考【基礎知識】リノベーションを知れば家づくりの選択肢が広がる【魅力と需要が高まる背景を解説】

リノベーションの魅力は、新築するよりも経済的にメリットがあることです。

上手にリノベーションすることができれば、費用の負担を減らしながら快適な住まいをつくることができます。

その一方で、多くの方は「リノベーションでコストを下げる方法」をご存知ないのではないでしょうか。

今回の記事では、

  • 上手にローンを選ぶ方法
  • 利用できる補助金・優遇税制について
  • 設計・施工時のコストダウン方法
  • コストを下げるための会社選び

など、実際にリノベーションの費用を下げる方法を解説していきます。

リノベーションを依頼する会社と話をするときの事前知識にもなるので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選を解説する熊
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

リノベーションの費用相場は15万〜24万円/m2(目安)

リノベーションの費用相場は、次のとおりです。(あくまで目安です。)

リノベの費用相場

  • マンション:15〜22万円/m2
  • 戸建て:17〜24万円/m2

こちらは「ゼロリノベの料金表」を参考に調べてみました!

くら

また、リノベる。には面積別の費用が掲載されています。

面積別のリノベーション費用相場
出典:リノベる。

ひかリノベリショップナビでも同程度の金額で記載がありました。

相場感としては、上記のとおりで間違いなさそうですね!

くら

相場の金額に幅があるのは、

  • リノベーションでどこまで変更するのか
  • 採用する設備はどの程度のスペックにするのか

このあたりが、物件によってケースバイケースだからです。

ただ、「リノベーションにどれぐらいの費用がかかるか」の目安としては十分参考になるので、リノベーション会社に依頼する前に「自分なりの予算感」を掴んでおきましょう。

ただし、上記はあくまでリノベーションに要する費用です。物件取得費用は別途必要になるので念頭に置いておきましょうね!

実際の物件選びは、立地や建物の広さ、設備によって費用が大きく変わるので今回は割愛します。

リノベーションする物件を探すときのチェックポイントは、こちらの記事を参考にしてみてください。

リノベーションの費用を抑える方法

リノベーションで費用を抑える方法にはいくつかありますが、大きくは次の4種類に分かれます。

資金準備(リフォームローン・住宅ローン)編

リフォームローンや住宅ローンの選び方は、リノベーションの費用を抑える上でとても重要です。

なぜなら、選ぶローンによって金利や借り入れ期間が違うので、返済する金額に差が出るからです。

>>【資金準備】リノベーションで使えるローンについて解説【リフォームローンと住宅ローン】

リノベーションで使えるローンについて解説
参考【解説】リノベーションで使えるローンは3つある【リフォームローンと住宅ローンと住宅ローン(一体型)】

リノベーションでローンを使うなら、次の2パターンを参考にしてみてください。

小規模工事ならリフォームローンを使う

リフォームローンを図解している熊

「リフォームローン」とは、その名の通りリフォーム専用のローンのことです。(リノベーションする場合も同様に使えます。)

借入期間が短いことや住宅ローン(一体型)よりも金利が高いことがデメリットです。

一方で比較的審査に通りやすく、住宅ローンよりも手続きが簡単なので、小規模な工事であれば住宅ローンよりもおすすめです。

住宅購入から進めるなら住宅ローン(一体型)を使う

住宅ローン(一体型)を図解している熊

住宅ローン(一体型)は、住宅購入とリノベーションを同時にするときに使えるローンです。

リフォームローンよりも金利が低く、借入期間も長くとれるので、リノベーションすることを決めて物件を購入するのなら、おすすめです。

後ほど「会社選び編」で解説する「ワンストップサービス」を提供するリノベーション会社の多くは、金融機関と提携しています。

住宅ローン(一体型)を取り扱っている場合が多いのでチェックしてみましょう。

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くら

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制度編

公的な制度を利用して、リノベーションの費用を抑える方法は次の2つです。

リノベで費用を抑える方法(制度編)

補助金を活用する

リノベーションで使える補助金制度は、次のとおりです。

リノベで使える補助金制度

  • こどもみらい住宅支援事業【最大100万円補助】
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業【最大120万円補助】
  • 次世代省エネ建材の実証支援事業【最大300万円補助】
  • グリーン住宅ポイント制度【最大100万ポイント補助】
  • 地域型住宅グリーン化事業【最大140万円補助】
  • ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業【最大105万円補助】
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業【最大300万円補助】
  • 市町村住宅関連補助金制度【各市町村による】

補助金は上手に使えば、有効な手段です。ただ、補助金の活用には注意事項があります。

「補助金を使うためだけのリノベーションをしない」ということを覚えておきましょう。

補助金のために、余計なお金を使っては本末転倒です!

くら

※補助金の使い道については、解説記事を準備中です。

優遇税制を活用する

リノベーションで使える減税制度は、次のとおりです。

基本的に減税の対象となるのは、「所得税」と「固定資産税」です。

リノベで使える減税制度

  • 住宅ローン(リフォームローン)減税(所得税の減税)
  • 投資型減税(所得税・固定資産税の減税)

投資型減税は、以下の工事が対象になります。(リフォームと書いてますが、リノベーションも同様に対象です。)

  • 耐震リフォーム
  • バリアフリーリフォーム
  • 省エネリフォーム
  • 同居対応リフォーム
  • 長期優良住宅化リフォーム

※減税制度の使い道については、解説記事を準備中です。

設計・施工編

リノベーションの費用を抑える方法、設計や施工で工夫できる点はたくさんあります。笑

いっぱいあるので、
今回は代表的なものを抜粋して載せておきますね!

くら

段階的にやるよりも、できるだけ一度で終わらせる

リノベーションは段階的にやるよりも、できるだけ一度で終わらせる方がトータルのコストは安くなります。

なぜなら段階的にやる場合は、工事を行うごとに養生や解体、ハウスクリーニングの費用などが必要になるからです。

一回の工事で全て行うには予算が足りないという場合には、部分的に工事を先延ばしにすることもあると思います。

ただし、その度に余分な費用がかさんでしまうことを覚えておきましょう。

できるだけ一度で完了することをおすすめします。

既存の間取りを活かす(できるだけ壊さない)

リノベーションするときは、今の間取りを活かせないかを考えてみましょう。

なぜなら、工事費用を考えるとできるだけ壊さないほうがいいからです。(解体費用がかからない)

たとえば、間取りを変えなくても、

  • 床の建材を変更する
  • 壁のクロスを張り替える
  • 設備機器(キッチン、トイレ等)を交換する
  • 建具を取り替える

というように、各部位の材料や機器を変更するだけでも、家の印象は大きく変えることができるからです。

間取りの変更が本当に必要か、よく考えてみましょう。

水回りの移動をするなら位置交換にする

キッチンやお風呂、トイレ等の水回りを移動したいと考える場合は、位置交換で対応できないかを考えてみましょう。

なぜなら、水回りは普段見えない床下や壁の中に給水管や排水管などが通っており、場所を変更すると、これらの配管も引き直す必要が出てくるからです。

たとえば、

  • キッチンとトイレの位置を交換する
  • お風呂とキッチンの位置を交換する
  • トイレとお風呂の位置を交換する

というような感じです。

場所の交換だけであれば、今ある配管を活かすことができるので、配管の引きなおしに費用がかかりません。

あるものを活かせるように、位置交換で対応できないか検討してみましょう。

ドアを省く

部屋を仕切るのに、必ずしもドアは必要ありません。

壁の作り方次第で、十分プライバシーを確保することはできます。

とくに、

  • 子供部屋
  • 収納(倉庫)
  • LDK

などは、ドアなしで工夫できないか考えてみましょう.

天井を張らない

天井を張らないという手もあります。

躯体や設備の配管が見えている状態も、見せ方次第ではおしゃれに仕上げることができます。

イメージとしては以下のような感じです。

こだわりが無ければ設備機器のメーカーを指定しない

こだわりがなければ、キッチンやトイレなどの設備機器メーカーを指定しないでおきましょう。

依頼する会社によっては、設備機器を安く買う独自ルートを持っている場合があります。

とくに、住宅の施工に特化している会社は、購買力が高い場合が多いです。(よく使うので、大量に仕入れる分、安いコストで手に入れている)

施主支給を活用する

リノベーションをするあなたが、直接メーカーから資材や設備を買って、施工する会社へ支給して取り付けてもらう方法です。

仕入れに施工会社をはさまないので、余計な経費が乗らなくなる分コストを抑えることができます。

施工業者が段取りするわけではないので、工事工程をよく打ち合わせて段取りする必要があることは覚えておきましょう。

(納品時期と施工時期が合致するように調整する必要があるため)

会社選び編

リノベーション費用を抑えるための会社選びは、次の4つに着目してみましょう。

相見積もりを取る

何事もそうですが、相見積もりをとることは費用を抑える上でとても重要です。

なぜなら、リノベーション費用の相場やリノベーション会社の質も、実際に比較してみないと分からないからです。

リノベーション会社の中には、「相見積もりNG」を明言している会社もありますが、可能な限り相見積もりを取りましょう。

>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選を解説する熊
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

上記の記事で解説しているサービスは全国対応のサービスと都心向けが多いので、あわせて一括比較サイトを利用して、地域密着のリノベーション会社を探すのもおすすめです。

無料・匿名で使えます!

くら

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ワンストップサービスを選ぶ

ワンストップサービスについて説明している熊

リノベーションの費用を抑えたいなら、ワンストップサービスを利用しましょう。

ワンストップサービスとは

物件探しからリノベーションの設計・施工、完成後のアフターサービスまで一貫して行うサービスのこと

>>【徹底解説】リノベーションの「ワンストップサービス」とは?【メリット・デメリットも解説】

リノベーションのワンストップサービスを解説
参考【徹底解説】リノベーションの「ワンストップサービス」とは?【メリット・デメリットも解説】

ワンストップサービスを使うと、

物件探しから竣工後のアフターサービスまで、一気通貫で対応してくれるので余計な経費がかかりません。

その分コストを抑えられるわけですね!

くら

他にも以下のようなメリットがあります。

ワンストップサービスのメリット4つ

  • 窓口が1つで完結するので手間が省ける
  • 専門家の目線で物件をチェックしてもらえる
  • 物件取得から設計・工事まで、総額の予算を管理しやすい
  • 住宅ローン(一体型)が利用できる

このブログでおすすめしているワンストップサービスは、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選を解説する熊
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

定額制リノベーションを選ぶ

定額制リノベーションと自由設計リノベーションについて解説している熊

リノベーションのワンストップサービスは、コストに着目すると次の2種類に分かれます。

リノベの種類(コスト編)

  • 定額制リノベーション
  • 自由設計リノベーション

定額制のリノベーションは、基本の価格が面積で決まるタイプのリノベーションです。

あらかじめ大体の予算が決まるので、リノベーション費用を抑えたい人にはおすすめです。

このブログでおすすめしているサービスだと、
リノベ不動産」と「ゼロリノベ」が定額制リノベーションを扱っています!

くら

一方で、定額の範囲内でどこまでリノベーションできるのかは確認が必要です。

(自由設計のリノベーションは定額制のリノベーションとは逆で、やりたいことを優先するリノベーションと考えていただければ大丈夫です。)

リノベーションの費用を抑えたい人は、定額制リノベーションを使いましょう。

初期費用を割引してくれる会社を選ぶ

最後はおまけの項目です。優先順位としては最後でいいと思います。

なぜなら、初期費用割引という部分的なことよりも、総合的に見てリノベーションを依頼する会社を選ぶことの方が重要だからです。

各社の対応エリアやリノベーションの内容を見て、よく検討してから初期費用を割引してくれる会社を選びましょう。

リノベーションサービスについては、こちのら記事で比較解説しています。

>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選を解説する熊
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

まとめ:【工夫次第で費用は抑えられる】手法を知ってあなたのリノベーションに活かそう!

リノベーションで費用を抑える方法を解説しました。

解説した内容はリノベーションをする前の事前知識として持っておきましょう。つまり、コストを抑えたリノベーションをするには準備が大切ということです。

リノベーション会社に相談する前に、

  • リノベーションの相場を知っておく
  • リノベーションにいくら使うのか目安を持っておく
  • 何を優先したいのかを明確にしておく

これができていると、コスパよくリノベーションができます。

ぜひ記事で解説した内容を活かしてみてくださいね。

>>【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選

リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選を解説する熊
参考【徹底比較】リノベーションのワンストップサービスおすすめ5選
  • この記事を書いた人

くら

リノベーションに役立つ情報を発信中|【経歴】大学卒(建築学科)▶ゼネコン▶組織設計事務所|建築業界歴9年|一級建築士|リノベーションを全く知らない方も理解できるように、基礎から丁寧に解説していきます!|Check it out!

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